企画営業

お客様の意向を素早く現場へ。
常に笑顔と誠意で対応します。

商業印刷であろうと、出版印刷であろうと、お得意先様からのニーズをくみ取り、やり取りさせていただくのは、営業の役割です。印刷の営業が、ほかの営業職と違うのは、数量や型番、納期、価格といった固定の情報だけで終わらないところ。いろいろな段階から入るパターンがありますが、何もないイメージだけのところから、ご提案を積み上げる場合もあります。

ご提案といっても、例えば紙のご提案もありますし、サイズ、色数、印刷の仕方、加工の手法、場合によっては内容的なところなどもあります。いかに、最終的にはご予算に合わせ、ご要望を実現できるか、というところにつきます。そのためには、全般的な知識が必要なうえ、イレギュラーなものならばその効率的な製造設計も必要となります。

最近、印刷会社に求められるものも多様化しています。誠晃印刷でも、PETやPPといった特殊現反の印刷なども行っており、従来とは違った知識も必要となります。一つ一つ挙げるときりがありませんが、機械ひとつとってもさまざまな要素があるので、日々勉強です。加えて、今後は外国語翻訳サービスや企画デザインなどももっと増えてくるはずで、扱う文字や言葉としてもバリエーションがでてくるでしょう。

こういった、営業が直面する様々な変化は、厳しいと言われる印刷業の中でも、可能性の部分だと考えております。前向きに、まじめにニーズにお応えしていくことは、時代に合わせたノウハウを蓄積していくことにもなるのだと思っています。

ネット社会の現代では、印刷物の力が過小評価されがちだと感じています。でも、きっとその力が正当に評価され、ネットと印刷物という情報伝達手段が相互補完の形で住み分け方が確立していくのだと思います。おそらくそこでは、印刷物は色などのきちんとした情報、正確な情報を担当することになるでしょうし、触感を含めた感性の部分を担当することになっていくと思うのです。そのために、印刷物の力を最大限に発揮させるべく、我々は印刷のノウハウを蓄積し、新たな発想を持ち続ける必要があると考えています。