画期的な組版作業

オフセット印刷では、特にデータつくりの部分では、まだまだ人的な労力が必要です。デザイン的な考慮が必要な場合はデザイナーさんたちの作りこみとなりますが、同一のデザインフォーマットを踏襲してページを多数作成する場合には繰り返しの要素が多くなります。その場合はルーチンワークの範疇に入り、デザイン作業とは別の作業となります。そういったものを一般的には組版作業と呼びますが、世界的に独自な日本語という言語ゆえ、従来は日本国内での展開が主流でした。

組版作業部分の海外作業による人件費の低減はできないものか。その課題に誠晃印刷では、海外ネットワークの構築と、東京都新宿区にある当社製版現場でのチェックシステムの構築に取り組み、高品質とコストを両立しました。 まず仕事が発生すると、作業の振り分けを行い、海外対応可能な部分を切り分けます。そして、海外作業でのアウトプットについては海外でのチェック体制の確立と並んで、当社検版システム、校正チェック体制などを誠晃印刷内で構築することにより、国内作業同等の高い信頼性と、従来と比較して約1/2という、高いコストパフォーマンスを実現しました。もちろん、そこからの色調管理などは、通常の誠晃印刷のフローに合流していきます。

出版印刷分野では流し込み的な作業を多く必要とする出版物や、商業印刷分野ではカタログなどの表組作業や改定作業など、様々な面でのコスト削減を実現しました。誠晃印刷の高品質なオフセット印刷と合わせて、多くのお客様にお喜びいただいております。さらに中国語をはじめとした外国語翻訳サービスと合わせご利用いただくと、大きなメリットが見込めるでしょう。

ぜひ一度、お試しください。

※信頼できる海外スタッフを検証しながら活用し、最終的に日本でアウトプット確認して品質保証を行いますので、安心です。