プライバシーマークと内製

個人情報の重要性は日増しに高まるばかりです。私ども印刷会社も厳しい管理を要求されておりますが、一般の企業様も、万が一の個人情報の流出などという事態になってしまえば、相当のダメージを覚悟しなくてはなりません。印刷会社である私どもは、お客様の重大なリスク要因を抱えているということで、その役割は大きいと考えております。

そんな状況下で、個人情報をはじめとした情報の綿密な管理は、印刷会社の高品質の一部といってよいのではないでしょうか。誠晃印刷では、プライバシーマークは当然取得。該当するオフセット印刷物は、廃棄される損紙の扱いも含めて、規定された流れに沿って処理されます。また、個人情報は発送業務などのご要望に伴っても発生することが多いですが、協力工場も厳選して審査したうえに、規定にのっとった秘密保持契約を結んでおります。

しかし、やはり安心の上では、社内から出さないことが一番。そこで東京都新宿区(神楽坂)という都心では珍しく個人情報内製部門も設置しております。顧客情報を扱わなければいけないお客様からは、この体制は非常に喜んでいただいております。やはり、いくらきちんとやる体制をといっても、目に見える範囲で作業が行われているという安心感は絶対的です。これは、何物にも替えがたいと、実感する日々です。

そのおかげで、個人情報保護はもちろん、複雑な作業についても迅速かつ正確に行うことができる体制をとることができております。大量ロット、人海戦術の仕事は中国などの海外が常識ともなっている現在ですが、その正反対のニーズも確実に存在していて、私どもはそれにお応えすることが重要と考えております。私どもしかご提供できないのは、この東京都新宿区(神楽坂)という土地でなければこそのソリューション。このニーズがある限り、ここでしかできないサービスを、ご期待にお応えすべく、ご提供していきたいと思うのです。