お知らせ

4月19日（金）19時より、GINZA SIXの銀座 蔦屋さま主催のトークイベント、『写真集をつくる「Pastel wind ／ Jun Imajo」デザイン・印刷・紙』が開催されました。普段は裏方の分野であるデザイン、印刷、用紙の3方面の各技術者が、この写真集を世に出すまでのそれぞれの舞台裏を披露するという、今までにないコンセプトのイベントとなりました。

デザイン面では、新進気鋭のデザイナーかつ桑沢デザイン研究所で講師もつとめる天宅 正氏。用紙の面では、特種東海製紙株式会社様の研究開発本部部長である内藤 英也氏が登壇しました。そして、印刷の部分を担当したのが、誠晃印刷 製造部次長の糸川正悟です。

天宅氏はデザインのコンセプトや葛藤、思い切った挑戦をしたことなど、用紙担当の内藤氏は、「エアラス」というこの写真集に使われた新しい紙の特徴や、画期的な製法などについて語りました。そして、糸川は当社の印刷の取り組みや、製版の技術としての『フェアドット』の採用の経緯や当社のハイブリッドＵＶ印刷機の技術的な話などを熱く語りました。司会進行はこの写真集をプロデュースした杉村 勉氏。難しくなりがちな話題を適切にフォローしながら進めていただきました。

おかげさまで有料イベントにも関わらず、熱気いっぱいの満員の会場は、2時間という時間があっという間に過ぎるような充実ぶりとなりました。皆様には印刷と用紙のサンプルをお持ち帰りいただきました。

今回のセミナーで使われた資料や素材などは、特種東海製紙様の東京ショールームでも4月26日（金）まで展示しています。

今後もこの様なイベントやセミナーを通じて、当社が日々行っている印刷の形を拡げて行きたいと考えています。